IETesterの弱点

今日もガツガツWEB製作中です!
そこで!IETesterを評価してみようと思いました。。。

IETester
http://www.my-debugbar.com/wiki/IETester/HomePage

このアプリケーションは、IE(InternetExplorer)というファックなブラウザ評価に対応した、非常に便利なツールと思っています。
WEB製作をする人で、知らない人はいない!?かなと。

IEの評価で厄介な点というと、IE5.5、IE7という固定バージョンだけに留まらない。
IE6、7、8、9、10全てのバージョンで表示方法が違う、という事態がおきることなのだ。

しかし、評価チェックをしようにも、IEは一つのOSに一つのバージョンしか入れることができない。
ゆえに、チェックには複数のコンピュータを用意するか。。。都度インストール&アンインストールを繰り返すか。。。
ゆえにIETesterがとってもほしくなりました。

このIETesterがあれば、IEの5.5~8までの表示のチェックが、これ一つでできちゃうっていう優れもの。
しかも、モダンブラウザ同様に、タブ形式となっており、
一つのウィンドウで、IEの全バージョンのチェック
(IE9などのチェックには、少し手間がかかりますが・・・。)ができるのである。

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・というのが、以前までの話。

で、このIETesterにも実は、決定的な弱点がある。。。
それは、元から入っているIEのバージョンによって、表示が違うというものだ。

え、えぇ、なんだって!?って思いますよね
実際試してみるとわかります。
わずかに違うことが確認できる。

特に顕著に現れるのが、IE6である。

OSに元から入っているIEが、バージョン8である場合、IETesterのIE6タブではfilterが使えないってのだ。
これは、IE6対応をする時にはけっこう痛い話!というか完全アウト!
もの本のIE6で大丈夫だと思い、先方チェックに回すや否や、先方のIETesterのIE6のチェックで引っかかり、
お互い、「おいおい」「なんでやねん」「なんでやねん」と繰り返すことになる。

僕が、あるサイト制作をしていた時、PNG画像を使いたくて、有名なJQueryプラグインである、DD_belatedPNGを使おうとした。
万事OKと、IETesterのIE6で見てみると、PNGが透過されない・・・。
Javascriptのパスなどを確認して見てみても、合っている・・・。
試しに、社内で唯一のXP+IE6が入っているPCで見てみると・・・。
「透過されとるやん・・・なにこれ」
となったわけだ。

どういうことなのか、詳しいメカニズムはわからないが、とにかく調べてわかったのは、入っている元のIEがバージョン8以上の時、filterがきかなくなるらしい・・・。
PNGをIE6でも透過させるプラグインは、システム内部的には、このfilterなどの、IE独自仕様のCSSを利用しているものがほとんどのため、
元バージョンIE8のIETesterのIE6でのPNG透過は(ああっもう、面倒い・・・)ほぼ全滅というわけだ。

つまりは、Vistaと7においての、IETesterでのIE6の表示は、”ウソ!”である可能性があるのである。
(Vistaと7には、IE6を入れることはできないからだ)
また、XPと、XP以降のOSではデフォルト、MSゴシック、明朝のフォントが少し違うため、フォントの仮想ボディも若干違う。。。
(ようは文字間が違うってこと)

これは痛い・・・。アウト!
結局、IE6のチェックは、もの本で見るか、XPの生き残りで観るしかないのだ・・・。

とまぁ、長々書いたけど、結論は、IE6はどんなにやっても厄介だってになりました・・・。
IE6の対応には、何しろ手間も時間もかかるってことですね。。。。。。。

因みに、IE6のテストをするためそれ専用にIE6マシンを用意しました。
ためしにIETester動作確認。。。
IE6のマシンでIE8が動かない。。。–; ダメだこりゃっ!
22-bad

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